伊藤詩織さん民事訴訟を応援するブログ

伊藤詩織さんの民事訴訟について、裁判資料や報道を元に検証します。伊藤さんを不当に貶める言説に触れてしまった人の心を癒やせる内容になるよう頑張ります。「伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」とは関係なくやっておりますので、内容について同会への問い合わせなどはお控えください。

山口氏はなぜ避妊なし性行為を認めてしまったのか

ざっくり言うと、「飲み会の最中で気が大きくなってしまったから」ではないかと思う。山口氏が性行為を明確に認めてしまったメールのやり取りは以下。

 

 

 

(S→Y)逃げも隠れもしない、返信しているといいますが、そんな返信ばかりで、私のここ数日の肝心な返答はなく(原文ママ)、私の不安は取り除かれず自身の保身にしか感じません。妊娠の可能性がないと以前断言していましたが、どういうことですか?何度も出来ること、出来ることと繰り返していますが、あなたのできることは一体なんですか?
2015-5-8 19:06

 

 

返って来てない肝心な返答があれば、指摘して下さい。すぐ返信します。  2015-5-8 21:37

 

妊娠の可能性がないと以前断言していましたが、なぜですか?

2015-5-8 22:57

 

私はそういう病気なんです。
 2015-5-8 23:05

 

何の病気ですか?私の健康に関わることなので詳しく教えてください。
2015-5-8 23:09

 

精子の活動が著しく低調だという病気です。
 2015-5-8 23:12

 

そうですか。精子が弱い=避妊なし性行為という正当化をされているように聞こえます。息子さんがいらっしゃったはずですが?
2015-5-8 23:19

 

 

 

 

 

このように、あっさりと事実を認めた山口氏。実はこの頃、山口氏はとある酒宴の主役であった。

megalodon.jp

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 この酒宴は文春記事の件で「左遷」となった山口氏を励ますという趣旨で開かれたもので、山口氏以外の出席者は伊藤さんの件など知る由もない。山口氏は気分を良くしたのか、伊藤さんからのメールに、前述のように答え、性行為があったことを認めたのだった。

 なお、この酒席に同席していた小川榮太郞氏は、のちにhanadaで山口氏を擁護する論陣を張り、5月上旬ころの伊藤さんと山口さんのメールのやりとりについても解説しているのだが、この酒席のことについて言及していない。

性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体 【後編】|小川榮太郎 | Hanadaプラス

少し前まで、参加者の皆さんはFBに写真をアップしていたのだが、どうやら皆さん削除されたご様子だ。

 

 

 

なおこの会合は、4月末には参加者への招待が行われているようだ。

当然、主役である山口氏は出席予定を組んでいただろう。山口氏は、5月4日まで伊豆におり5日には帰国したと伊藤氏に説明しているのだが、はたして本当なのだろうか。

 

 

 

山口氏が「励ます会」の日の午前中に送ったメールはこのような内容だ。

私はあなたの直面する困難を解決するため、出来る事はなんでもするつもりです。一度お目にかかった方がいいと思っており、その為に直近で一時帰国することも考えています。その旨メールしましたが、反応をいただけていません。日程を調整して航空便を押さえて日本を往復するには、アレンジに多少時間がかかります。時間が経てば経つほど一時帰国の時期も遅れますので、早めにご連絡下さい。繰り返しになりますが、私は逃げも隠れもしませんし、私の出来る事はなんでもします。

このメールを書いた数時間後に、日本で飲み会、、

 

 

 さて、「励ます会」は深夜までつづいたようだ。帰宅した有本氏はこのようなツイートを行っている。

 

山口氏も会を十分に楽しんだ後、伊藤さんにメールを送っている。

私は前向きな姿勢で問題解決に向かいたいと考え、あなたの質問にも答えていますが、あなたが違う立場と方針でいるなら、こうしたやり取りは不毛ですね。残念です。   

 2015-5-9 4:20

 

 

いくら飲み会で気が大きくなったとは言えさすがに山口氏は脇が甘すぎではないかと感じた読者もいるだろう。実は、もっと彼の気を緩ませるような事情があったのではないかと筆者は考えているのだが、今のところ確証がないためそれについては記さないでおく。