greenbox2020.hatenablog.com
↑杉田氏の発言についてはコチラを参照
損害賠償請求事件
2020年8月20日 名誉感情侵害にあたるとして220万円の損害賠償を求める訴訟を提起
2020年10月21日 第1回口頭弁論
#伊藤詩織 さんと杉田水脈氏の裁判の第一回口頭弁論を傍聴しました。
— おおきなことり🌹 (@qcYPTOotBTbNyS5) 2020年10月21日
原告側は伊藤さん、佃弁護士、西廣弁護士。
被告側は欠席。
伊藤さんが意見陳述をして、10分かからず終了しました。この意見陳述はどこかで報道されると思うので、そちらを是非読んでください。 #伊藤詩織さんを応援します
訴状によると、2018年、杉田議員がTwitterで伊藤さんを中傷する内容の数多くのツイートに「いいね」 を押した。伊藤さん側は、これらの中傷に好感を示したと主張している。
訴状に示された、杉田議員が「いいね」を押したツイートは、以下のようなものだ。
「枕営業の失敗ですよね。結婚している男性と2人で飲みに行かないもんね」
「彼女がハニートラップを仕掛けて、結果が伴わなかったから被害者として考え変えて、そこにマスコミがつけこんだ!」Twitterの機能上、いいねを押すことで投稿主に通知が届くだけではなく、いいねした投稿としてタイムラインに表示されることがある。さらに、プロフィールの「いいね」欄からも閲覧可能だ。つまり、杉田議員のいいねは、誰もが確認できることになる。
このため、杉田議員の「いいね」は「社会通念上許される限度を超えた名誉感情侵害行為にあたる」とし、伊藤さんに著しい精神的苦痛を与え、恐怖心さえ抱かせた、としている。
意見陳述で伊藤さんは
原告の伊藤さんは意見陳述に立つと、「今の社会では、被害を届け出た、訴え出た人への風当たりもいまだに厳しいものがあります」と訴えた。
「『ハニートラップ』『売名行為』『被害妄想』。これらはオンラインで杉田氏が『いいね』と支持していた言葉たちです。これらはどれも私にとってはセカンドレイプとなる発言です」
「また、杉田氏の『いいね』によって第三者の批判的、暴力的な言葉が拡散され、溢れていく様子も恐ろしく感じています。さらに、私を擁護してくれようとした人に対しても攻撃の矢が向き、杉田氏がそれに対しても『いいね』をしている様子は、発言の矛先を向けられている当事者としてとてもつらく悲しいものでした。これらが法律を変える力のある国会議員からというものだったことに、衝撃、恐怖さえ感じています」
そして、杉田議員には「今後、同じような過ちを大切な人に対してしないでほしい」と言い、裁判官たちには「私たちのような被害者がはっきりと『NO』と言えるようになるよう、このケースと向き合っていただけたら」と要望した。
「いいね」を問題視する意図
8月の提訴時、伊藤さん側の弁護団は、杉田議員を提訴した理由を「影響力を持っているため」と語っていた。
杉田議員は、2018年当時で約11万(2020年10月21日現在は約20万)のフォロワーを持つ。また、衆議院議員という公人の立場でもある。
Twitter上での「いいね」を問題視した点については、人を誹謗中傷する投稿にも「いいね」をしていいものなのか問題提起したいとの狙いがあるという。会見で佃克彦弁護士はこう語っていた。
「伊藤さんに寄ってたかり、ものすごい数の人たちが中傷した。杉田さんはその投稿を『いいね』をしていった。集団的ないじめのような構造を呈しているのが問題だと考えている」
「Twitterの『いいね』をする行為が、名誉感情の侵害に当たるいう過去の請求は確認できませんでした。どんな投稿であっても『いいね』をしていいのかと問題提起し、裁判所から不法行為だと認められなければならない」
一方、杉田議員は、訴えを退けるよう求めて争う姿勢を示したうえで、訴えに対する認否は今後、明らかにするとしました。
https://news.yahoo.co.jp/profile/author/ogawatamaka/comments/posts/16032727339386.7669.07643/