2020年9月25日 自民党部会で発言か
13:14 共同通信が速報
杉田氏は会議後、記者団に「そんなことは言っていない」と述べて発言を否定したが、会議に参加した複数の関係者から、杉田氏の発言が確認された。杉田氏は、会議で来年度予算の概算要求を受け、女性への性暴力に対する相談事業について、民間委託ではなく、警察が積極的に関与するよう主張。被害の虚偽申告があるように受け取れる発言をしたという。
2:00頃から
荻上「複数の自民党議員から、いや、そういった話きいたよって声があったということですけれど」
TBSラジオ澤田記者「TBSの記者が会に出席した議員に聞いたところ、確かにそういう発言があったということですね。間違いないというふうに仰っていたということです。彼女の発言を受けて会場では笑いがおきたと。むしろ、話してくれた議員は女性なんですけど、そこにも違和感があったと」
2020年9月26日 杉田氏はブログで発言を否定。オンラインデモが開催される
昨夜杉田水脈議員に直接聞いてみたが「そんな事は言っていない」「その場には記者は居ない」「居たとしたら壁耳」との事。別の情報筋からは「会の参加議員に記者と結託して杉田議員を陥れようとしている人がいるんじゃないか」との事。選挙も近いと囁かれてるし、怖い怖い闇w https://t.co/03tqtjbLRe
— はすみ としこ (@hasumi29430098) 2020年9月26日
まず、報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていないということを強く申し上げておきたいと存じます。
と、発言自体は否定した上で「本意」を説明。
性暴力の根絶を訴える「フラワーデモ」を全国各地で開催してきた市民らが26日夜、緊急のオンラインデモを開催した。
辞職を求める署名は29日時点で9万筆近く集まっているという。
杉田水脈氏の議員辞職求める署名に9万筆近く 「激しく性差別的」と自民党にも対処求め | ハフポスト
2020年9月27日 小川たまか氏による解説
ざっくり言うと…
(1)杉田議員ブログ:「再発を防ぐべきであり、その為には警察と関与と連携は不可欠」
→性暴力被害当事者のためのワンストップ支援センターは警察との連携をすでに行っており、この記述は誤解を招きます。
(2)杉田議員ブログ:「被害者が民間の相談所に相談して『気が晴れました』で終わっては、根本的な解決にはなりません」
→ワンストップ支援センターは、身体的・精神的医療ケアのほか、法的支援や警察捜査につなげる包括的ケアを受けるための場所であり、「気が晴れました」で終わりにする場所であるかのような記述は誤解を招きます。
(3)杉田議員ブログ:「警察の中に相談所を作り、女性警察官を配置することで敷居を下げ、相談しやすくすることができる」
→警察では、すでに性暴力被害のための全国共通相談ダイヤル「#8103(ハートさん)」が設けられており、各都道府県の性被害対応窓口につながります。警察の相談所が必要と言うなら、まず#8103を周知するべきです。
発言自体の有無はいったんおいた上で、杉田氏の「本意」から読み取れる、性犯罪被害支援の現場についての無理解を指摘。
2020年9月28日 読売新聞も報道
複数の出席者が明らかにした。
杉田氏の発言は、25日に党本部で行われた内閣部会などの合同会議で出た。出席者によると、杉田氏は相談事業のあり方を批判し、「女性はいくらでもウソをつける。そういう方は多々いた」などと述べたという。
杉田水脈議員は「女性はいつでもウソをつく」とは言ってません。常に国益を考えて行動している彼女を根拠のない誹謗中傷から守りましょう!
28日にキャンペーン開始。30日16時時点で900名ほどが賛同。
2020年9月29日 橋本聖子男女共同参画大臣、杉田発言を批判
閣議後会見で、被害者支援に取り組む職員を引き合いにし、「努力されている方を踏みにじるような発言であり、非常に残念だ」と述べた。個人的な考えとしつつ「自民党として適切な措置をするべきだ」と語った
自民党青年局長に女性議員として初めて就任した牧島かれん衆院議員は、29日の記者会見で対応を問われ、「政治家の発言は一人ひとりが責任を持つべきだ」とした上で、「私は細かく確認する立場におりませんし、現場にもおりませんでした」と述べるにとどめた。
一方、野田聖子党幹事長代行は29日、フラワーデモ主催者から面談の依頼を受けたが断った。
2020年9月30日 自民党幹部、「発言はあったようだ」と記者に説明
下村博文政調会長は30日、杉田氏を党本部に呼び、「発言の真意が正確に伝わるよう、より丁寧な説明が必要だ」と口頭で注意した。下村氏によると、杉田氏は「女性に対する暴力対策にしっかり取り組む必要があると考え、持論を述べた。女性蔑視を意図した発言はしていない」と釈明したという。
この後、杉田氏は記者団に「真意が伝わる説明をするよう注意を受けたので、今後ブログでしっかりと書いていきたい」と語った。杉田氏は問題となっている発言自体をブログで否定しており、事実関係をただす質問には答えなかった。
(聴取後の取材動画あり)
下村氏は記者団に会議の責任者への聴取も行ったことを明かしたうえで、「(発言したとされる)部会では会議を基本的に非公開とし、各人の発言は公にしないルールでやっている」と述べ、「ウソをつける」発言があったかどうかも明らかにしなかった。聴取結果を聞いた党幹部は「発言はあったようだ。ただ、当時は興奮もしていて、問題の発言をした認識がなかったようだ」と説明した。
自民内でも厳しい声が出ている。森山氏は記者団に「発言があったとすれば極めて遺憾」。石破茂元幹事長も「女性の真摯(しんし)な思いを傷つける」などと述べたうえで、本人だけでなく、党による説明も求めた。
【速報】部会のなかで「女性はいくらでもうそをつける」と発言したとされる自民党の杉田水脈衆院議員が取材に応じ、「丁寧なより真意が伝わる説明をするようにということで注意を受けたので、今後はブログでしっかりと書いていきたい」と述べましたが、記者団の質問には答えませんでした。 #ss954 pic.twitter.com/UWqsbREiEl
— 澤田 大樹 (@nankuru_akabeko) 2020年9月30日
なお、下村氏はかつて杉田氏についてこのように発言していた。
(杉田氏の政治資金パーティーで)下村博文選対委員長もあいさつし、杉田氏に関して「(衆院の)選挙区でという話も考えたが、参院の比例に出て200万票くらい取ってもらいたい。自民党が3人くらい助かるのではないか」と持ち上げた。
加藤勝信官房長官は30日午前の記者会見で、性暴力被害をめぐり自民党の杉田水脈衆院議員が「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言したとされることについて「個々の議員の発言に政府として一つ一つコメントするのはこれまでも差し控えてきた」と述べた。その上で「政治家であればしっかりと自分の発言や行動について説明するということが当然のことだ」とも語った。
自民党の森山裕国対委員長は30日、同党の杉田水脈衆院議員が女性の性暴力被害をめぐり「女性はいくらでもうそをつける」と発言したことについて「報道のような発言があったとすれば極めて遺憾なことだ」と批判した 。
フラワーデモでは、署名を自民党の野田聖子・幹事長代行に9月30日に提出する予定だったが、「日程調整ができない」として、署名の受取を辞退すると連絡を受けたという。
UPDATE
2020年9月30日 15:05
フラワーデモ呼びかけ人の作家・北原みのりさんによると、当初は署名の受け取りを「辞退」していた野田氏側から、9月30日午後、署名主催者に「日程を確認し改めて返事をする」旨の連絡があったという。これに伴い、見出しを更新しました。
政治的な主張が右か左かに関係なく、確たる裏付けもなく「あいつは○○と言った。皆でリンチしよーぜw」というノリは民主主義の精神に反する。
— 城之内みな🌻 (@7Znv478Zu8TnSWj) 2020年9月29日
これほ文化大革命の糾弾会の手法と瓜二つね。恐ろしい。 https://t.co/y47AKe6rI8
2020年10月1日 杉田議員、発言を認める
9月26日に投稿いたしましたブログ記事「一部報道における私の発言について」につきまして、一部訂正を致します。
件の内閣第一部会・内閣第二部会合同会議において私は大変長い発言をしており、
ご指摘のような発言は行っていないという認識でおり、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていない」旨を投稿いたしました。
しかし、今回改めて関係者から当時の私の発言を精査致しましたところ、最近報じられている慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例をあげて、なにごとも聖域視することなく議論すべきだと述べる中で、ご指摘の発言があったことを確認しましたので、先のブログの記載を訂正します。事実と違っていたことをお詫びいたします。
私の発言の趣旨は、民間委託の拡充だけではなく、警察組織の女性の活用なども含めて暴力対策を行なっていく議論が必要だということであり、女性を蔑視する意図はまったくございません。
2020年10月2日 世耕氏 発言を認める
ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com
杉田水脈議員の発言は、自民党もその責任の一端を負わねばならないものでしょう。杉田議員は衆議院中国比例ブロックの比例名簿1位に登載されていたのであり、それはほぼ当選確実ということであったからです。このたび、下村政調会長が当議員に注意をされたとのことですが、自民党のイメージを低下させている点にも鑑み、党としてきちんとした対応が必要ではないでしょうか。
このようなことの積み重ねが、「有権者を甘く見ている」との印象を国民や党員の方々に与え、大きな報いとなりかねないことを我々は知らねばなりません。中国ブロック所属の議員としてだけではなく、自民党所属議員の一人として、強くそう思います。
杉田氏を擁護する人達
「女はいくらでも嘘をつく」発言で処分要求とか、兎に角与党批判した過ぎて頭にウジ湧いてんじゃない?過剰なフェミニズムを通り越して意味不明。むしろやるなら誰と決めてないのに「デジタル庁トップが女性がいい」の方を問題にすべきでしょうよ。そのうち「男はつらいよ」も処分すべきとかいいそう。 https://t.co/eKhAuWGsWd
— 丸山 穂高 (@maruyamahodaka) 2020年10月1日
共産 志位委員長「議員を辞める以外に解決方法ない」 https://t.co/viOXaZTfjQ
— 足立康史 (@adachiyasushi) 2020年10月1日
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これで議員辞職なら、共産党はじめ野党は誰もいなくなるけど、いいのか。
「男女共同参画予算は8兆じゃなくて8億ですよ」という指摘があり、ミズポ並みに数字に弱い私は「またやってしまったか」と思ったが、どうやら色々な見方が出来る様で。。丁度良い記事があったので紹介。なんや言ってるが、要は「女性の為に使ってる税金が8兆」というのは事実 https://t.co/wQgDiHyugp
— はすみ としこ (@hasumi29430098) 2020年10月1日
【頻出】男女共同参画事業デマの解説
杉田水脈議員の発言。「10歳で慰安婦にされたなど明らかに嘘だと客観的に証明できる嘘をついた女性たちについて、"こうした女性はいくらでも嘘をつける"」という発言の「こうした」を削除して報道されている。ここで自民党が彼女を守らなければ日本はいじめられっ子に向け一歩前進だ。
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) 2020年10月2日
【杉田水脈議員は立派な保守政治家だ】平井文夫「彼女に反対する者達が彼女の失言を待っている」
— たかりん。7 新垢🎌 (@takarin___7) 2020年10月1日
察するに「慰安婦問題で日本の国益になる正論を述べられると困るお隣の国々に加担する人達」の妨害工作だと思う! https://t.co/MYWXzUglhv
杉田水脈議員が当該発言をされた
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) 2020年10月1日
場にいた議員の秘書の方から伝聞で聞いた話によると、あの発言は「(10歳で慰安婦にされたなど)明らかに嘘だと客観的に証明できる嘘をついた女性たちについて、"こうした女性はいくらでも嘘をつける"」という発言の「こうした」をトリミングしたという。許せないね。
小川たまか氏によるまとめ
https://news.yahoo.co.jp/articles/093ba0843a4541f07ca16d0212b8e656e62eb84c