伊藤詩織さん民事訴訟を応援するブログ

伊藤詩織さんの民事訴訟について、裁判資料や報道を元に検証します。伊藤さんを不当に貶める言説に触れてしまった人の心を癒やせる内容になるよう頑張ります。「伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」とは関係なくやっておりますので、内容について同会への問い合わせなどはお控えください。

BlackBox訴訟・年表と関連報道リンク集

 はじめに

  伊藤さんを応援する立場でこのまとめをつくりました。もともと自分用にevernoteにまとめたものを流用しており、体裁があまり整ってません。ご笑納ください。気が向いた時に少しずつ整えていきます。


本件をざっくり言うと

  1. 事件当時山口さんは既婚者で、TBSワシントン支局長。伊藤さんはTBSヘの就職希望者。避妊具なしで性交が行われたこと、伊藤さんの就職相談のため当日面会したことに両者で争いはない。したがって、仮に山口さんの主張がすべて正しくても、TVメディアが彼を扱いづらくなることは避けられないだろう。
  2. 伊藤さんは事件後約1週間で警察に事件を相談した。山口氏とメールのやりとりを継続しているが、山口さんからの就職オファーには一切返答していない上、示談申し入れも断っており、伊藤さんの告発が金銭や就職条件を目的としたものとは考えづらい。
  3. 伊藤さんは刑事告発を行ったが検察は嫌疑不十分のため不起訴と判断。伊藤さんはこれを不服として検察審査会に申し立てたが判断は覆らなかったため、慰謝料など1100万円を求める民事訴訟を提起した。また、事件の経緯を説明し、司法における性犯罪の扱われ方を変えるためとして自著を出版した。これらの検察での判断について、山口氏と安倍総理の関係の近さが影響したのではないかという見方もできるが、その確証はない。むしろ、性犯罪の司法判断の経験則そのものに改善されるべき点がある。
  4. 民事訴訟での山口さんの主張は「事件当日、伊藤さんは大量に飲酒した」「鮨屋に8時から11時前まで滞在したが、自分はたまたま隣に座ったタレントと話し込んでおり伊藤さんの様子はあまり見ていない」「伊藤さんが泥酔しタクシー車内で嘔吐したため、しばらく休んでもらう目的でやむなくホテルの自室へ連れて行った」「深夜2時頃、伊藤さんは完全に酔いが覚めた様子で、泥酔や嘔吐を謝罪しながら性交を誘ったため、なだめるような気持ちで応じた」「伊藤さんは髪などに嘔吐臭があったが事前にも事後にもシャワーを浴びていない」というもので、首をかしげたくなる部分が多い。また、伊藤さんの訴訟や出版、記者会見などで名誉毀損されたとして1億3000万円の請求を行った。
  5. 一方伊藤さんの主張は「就職の口利きを求めたのは事実だがホテルに入ることや性交の同意などしていない」「酒量はビール2杯、ワイン1-2杯、日本酒2-3合」「経験上この酒量で記憶をなくすほど泥酔するはずがなく、薬物混入を疑うが確証はない」「鮨屋で二度目のトイレに入った22時40分ころから午前5時頃まで記憶がない」「午前5時頃、痛みで目が覚めると山口氏により性交されていた(準強姦に相当:抵抗できない状態で性交された)」「トイレに行くといって性交を中断してもらった。その後、家に帰ろうとしたが、再度ベッドの上に投げ出され無理矢理性交されそうになった(強姦未遂に相当?:暴行を用いて性交されそうになった)」というもの。
  6. 東京地裁は「山口氏の主張は変遷が多く、深夜に伊藤さんの酔いが覚めたという部分も信用できない。伊藤さんの主張は相対的に信用できる」として、山口氏に330万円の支払いを命じた。山口さんによる名誉毀損訴訟については、「伊藤さんによる公表は内容が真実で、社会的意義がある」として訴えを退けた。
  7. 山口氏は控訴し舞台は東京地裁へ移った。また、伊藤さんははすみとしこ氏などに対して名誉毀損訴訟を提起、現在も係争は続いている。
  8. 準強姦の時効は10年間のため、2025年までは事件の再捜査が行われ山口氏が起訴される可能性も残っている。

 

事件の経緯

 伊藤さんの著書、裁判に提出された証拠などから構成。
 

2012年12月 第二次安倍政権発足、山口氏による単独インタビューが「安倍さんに失礼」とtogetterで話題に

またしてもマスコミの失態!!安倍総理にインタビューするTBS記者の態度が酷すぎると話題に - Togetter

報道の日2012 第一部 サンデーモーニング年末スペシャル「日本はよみがえるか?」 第二部 テレビ60年あの時の真実 〜重大ニュース同時進行ドキュメント〜 第三部 政界大激変!来年のニッポンは? | TBSテレビ

 

2012年末のTBS報道番組で山口さんが就任直後の安倍首相に単独インタビューを行っている。今、山口さんを支持する人の中にも、このときは「態度がでかい」と彼を叩いた人がいるのでは。

2013年8月 山口さん、ワシントン支局長就任

山口氏も自身のFacebookで報告している

2013年9月   伊藤さん・山口さん、ニューヨークのピアノバーで初対面

ワシントン就任からまもなくニューヨークを訪問、仕事仲間?と訪問したピアノバーで伊藤さんと対面。

2014年 9月  伊藤さん、山口さんの紹介でNY日テレでインターン

山口氏は伊藤さんに仕事を紹介した実績がある。

2015年

3月25日 伊藤さん、TBSワシントン支局でのインターンを求めて山口さんにメール

今回の事件直前、伊藤さんからアプローチしている。

3月26日  週刊文春に山口氏執筆の「ベトナム戦争・韓国軍慰安所」記事掲載

山口敬之が書いた「ベトナムでの韓国軍慰安婦」記事の話について - 電脳塵芥

山口氏の記事については、上記記事で批判的な解説がなされている。かいつまんで言うと、「山口氏は発見した公文書をわざと曲解した」ということ。 
 山口氏はこの頃「逆境にあっても信じた道をいく」みたいなFB投稿を行っており、文春発売を受けて、急遽山口氏の東京召喚が決まったものと思われる。

3月31日ー4月3日

 TBS、文春記事掲載について山口氏に事情を聴取

4月3-4日 事件

4月9日 伊藤さん、事件を警察に相談

9日には当時の住所最寄りの警察署に相談したが、管轄が違うと言われ11日に改めて

4月23日 山口さん、TBSワシントン支局長を解任

韓国軍のベトナム慰安所報道で処分、「左遷」 TBS山口敬之ワシントン支局長に激励の声相次ぐ: J-CAST ニュース

当時、支局長解任はベトナム戦争慰安所記事が原因と報道された。

 

伊藤詩織事件で残るTBSへの疑問 – アゴラ

地裁判決後に書かれたものだが、事件時点でTBSは情報を得ており、解任は伊藤さん事件が原因ではないかと考察している。

 
「選択」2017年7月号 罪深きはこの官僚(中村格
警察庁では、マスコミ関係者に容疑がかかると広報部長などに報告されるようになっている」と指摘。
 

 4月30日 伊藤さん、被害届提出および準強姦罪で告訴状提出 

 

5月8日 「山口敬之さんを励ます会」が開かれる

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twitterで報告した有本香さんによれば、このとき、伊藤さんの事件のことは公になっていないこともあり、話題にでなかったとのこと。↓経緯はこちら

有本香さん激怒 - Togetter

 

出席された方々がそれぞれtwitterやFBで報告。小川榮太郞さんもtwitterで「2次会が今終わった」みたいな報告を5月9日の深夜に行っておられた。

6月8日   山口さんの逮捕状不執行 

BlackBoxでの該当部分の記述は詩文的になっており解釈しづらい部分があるのは事実。その辺を衝いて「逮捕状執行と取り消しはウソ」という主張が一部でなされている。解説するエントリを試みたが、異常に長くなる上に、「ウソ」だと主張する人たちはどうせ主張を変えないだろうから放っておくことにした。

8月  書類送検

2016年

5月31日  山口さん、TBSを退職

6月9日 山口さん、著書「総理」発売 

gendai.ismedia.jp

颯爽とフリージャーナリストとしてのデビューを飾る山口氏。 

 

7月22日 山口さん「嫌疑不十分」で不起訴

不起訴処分が下る前から本を出版するなどの目立った動きを始めていたことになる。

 

 2017年5月10日 週刊新潮が事件を報道

あの夜何があったのか――「山口敬之」準強姦逮捕状が握り潰されるまでを改めて振り返る

(新潮)新潮による第一報を、判決後に編集し再掲載したもの。

<あなたのような素敵な女性が半裸で…>山口敬之が被害女性に宛てた弁明メール 安倍総理ベッタリ記者の準強姦逮捕状

(新潮)第2報

準強姦逮捕状の「安倍総理」お抱え記者、取材メールを内閣情報官に転送? アッキーも“いいね!”の官邸フォロー

(新潮)山口さんが新潮からの取材に対し、「北村さま」にメール転送するつもりが新潮に返信した経緯と、安倍夫人が山口さんの新潮記事への釈明FB投稿にいいね!をつけた件など
 
 
2017年5月29日 伊藤さん、検察審査会に申し立て&記者会見
 
(バズフィード)
「私はレイプされた」。著名ジャーナリストからの被害を、女性が実名で告白
検察審査会不服申立について会見。
 
【レイプ告白】「あの夜、なにがあったのか」詩織さんと山口氏 それぞれに聞いた
山口さんに取材を試みた経緯を記載
 

レイプ被害届出した女性が異例の素顔、実名公表会見

(司法記者クラブ会見・3分ほど動画あり)
ノーカット版動画は現在存在せず。
なお、この時伊藤さんが共謀罪特定秘密保護法)に言及したことがまとめサイトでの「反政権的」というバッシングにつながった。伊藤さんの発言は「国会の法務委員会での議論が共謀罪一色になってしまい、刑法改正の議論が後回しになってしまうことがないようにしてほしい」という趣旨で、共謀罪反対というものではなかったようなのだが。
 
彼女が顔を出して語ったもう一つの意味
(小川たまかさん)「知人からの被害を告発するもの」である点に着目。
  

TBS社長、山口敬之氏は「説明ないまま退職した」

武田社長は「当時、TBSに警察から詳細を問い合わせてきた。本人に詳細を問い合わせたが、説明がないまま自己都合で退職してしまった」と説明。ブログ主的には疑義がある
 
 
首相官邸が伊藤さんを中傷する資料「人物相関図」を流布?
 
 
  

2017年9月22日 検察審査会、不起訴相当の議決 

「詩織さん」準強姦を不問に付した検察審査会 「不起訴相当」までの奇怪な経緯

(新潮)検察審査会への疑問
  
報道特注 第一回ファンクラブ公開収録撮って出しスペシャ
【閲覧注意】検察審査会の結論を受けて、山口氏や生田よしかつ氏、足立議員、上念司氏らがスパークリングワインで乾杯している動画。

2017年9月28日   伊藤さん、民事訴訟を提起

2017年10月18日 伊藤さん、著書BlackBoxを発売 

詩織さんから伊藤詩織へ 本人が語った、今著書を出版する理由
(小川たまかさん)ブラックボックス出版を受けて
 

2017年10月24日 伊藤さん姓を明かし2回目の記者会見

   
「レイプ被害者の救済システムが必要」伊藤詩織さん会見 
 ITmediaが記者会見を詳報。質疑応答部分も収録
 
TBS金平さんの発言。
 
ジャーナリスト・伊藤詩織さんが会見(全文1)逮捕見送り問題報じた社はなし
全文書き起こし

2017年10月26日 山口さん、反論手記を公開 

【独占手記】私を訴えた伊藤詩織さんへ|山口敬之

https://hanada-plus.jp/articles/250

https://hanada-plus.jp/articles/260

山口氏による反論手記。伊藤さんへの手紙という体裁をとっている。
 
動画 花田紀凱「月刊Hanada編集長の『週刊誌欠席裁判』」公開
youtubeチャンネルからは削除されている。
内容は https://wezz-y.com/archives/50723で一部紹介。
 
全文書き起こしはこちら
 
(山口氏手記への反論記事)
「強姦神話」を暴く---山口敬之氏手記を批判する  牟田和恵
レイプ神話」について解説
 
性交を認めながら「レイプでなかった」とする根拠に乏しいジャーナリスト・山口敬之と擁護派の主張
武田砂鉄さんによる反論
 
レイプ疑惑】元TBS記者・山口氏「言い逃れ」の絶対感覚、その源流とは=三宅雪子
マスコミ業界に横たわる男尊女卑感覚について指摘し、「(山口さんの)奥さんとおぼしき女性はFBで旧姓にもどりワシントン在住となっている」と。
  
 
(山口氏手記への伊藤さんの反応)
レイプ被害を訴えた伊藤詩織さんに聞く。なぜ大半が泣き寝入りするしかないのか
 
インタビュアー 「『彼女は、都合が悪いから隠している』と山口氏が指摘した事実が、みんな詩織さんの本には書いてありますよね。」
伊藤さん「私の書いたことを読んでから書けばよいのに、そこを無視して書いているのが不思議に思いました。
 

2017年12月 山口氏、反論手記第二弾を掲載

hanada 2018年1月号 
記者を名乗る活動家 金平茂紀と望月衣塑子の正体
山口氏反論第二弾。伊藤さんよりも、伊藤さんを支援する立場のジャーナリストを批判する内容。
 
(再反論記事)
「伊藤詩織は嘘をついている」と糾弾し続ける山口敬之の意図的な誤読が意味すること
「小学校の校長先生が入学式で新入生に投げかけるような教示になるけれど、この人たちは、人の痛みが分からないのだろうか。分からないのかもしれない。」
 
 

2018年1月31日  安倍総理予算委員会で「山口氏は番記者の一人」

 
山口敬之を「番記者だっただけ」と捨てた安倍首相、どちらかがウソをついているhttps://wezz-y.com/archives/52597
安倍晋三と山口敬之が以前から極めて親しい関係であることを、「総理」「暗闘」から引用する形で示している。
 
 
 
2018年6月28日 BBC  Japan’s Secret Shame放送
書き起こし+和訳
 
(解説記事)
伊藤詩織氏のドキュメンタリーでBBC が映し出したのは、性暴力を軽視しすぎる日本社会の現状
 
BBC反日!」BBCの伊藤詩織氏ドキュメンタリーを受け日本国内で起こった残念すぎる反応
(武田砂鉄さん)BBCドキュメントに対しての「擁護派」の反応について記載。伊藤さんが4月4日に電話した性暴力支援センターの経緯について詳述
 
 
 
2018年10月 山口さん側代理人弁護士、伊藤さんを中傷するブログをアップ
 
伊藤詩織著「BlackBox」が「妄想」である理由
(閲覧注意)北口弁護士個人ブログ。
 2019年9月、愛知県弁護士会は当該ブログを理由に北口弁護士を「懲戒審査相当」と判断。
 
 
 2019年2月6日 山口さん、伊藤さんに名誉毀損の反訴
 伊藤さんの書籍や記者会見などで仕事を失ったとして、1億3000万円の損害賠償と謝罪広告を求める内容。 
 
 
2019年7月8日 本人尋問
【ゼッタイ必読】弁護士ドットコムによる本人尋問レポート。全て重要だが最も読み応えがあるのは(4)。

(1)伊藤詩織さん裁判詳報 「自分を守ることに必死だった」あの日を振り返る

(2)伊藤詩織さんに山口さん代理人「被害後に加害者を気遣う言葉、社会常識ではありえない」
(3)「伊藤さんから積極的に誘ってきた」山口敬之さん、伊藤詩織さんの主張に反論
(4)元TBS記者の山口さん「なだめるような気持ちで性行為に応じた」伊藤詩織さんの主張に反論
 
(関連)
★口頭弁論傍聴記
【必読】北原みのりさんによる口頭弁論傍聴記。
被告山口さんの態度を描写。

 

 記事で書かなかったことなど
(小川たまかさん)
 
 
「伊藤詩織さんvs.山口敬之記者訴訟」で明るみに出た「菅官房長官」の経済支援額
 
(新潮)当時の安倍総理だけでなく菅総理も山口氏を支援していた?
 
 
2019年7月以降 小川榮太郞氏、youtube動画配信、hanadaに山口氏擁護記事を掲載
 

性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体 

「伊藤詩織」は性被害者なのか【シリーズ第2弾】
 

 

 
 
2019年12月18日 判決
★判決要旨
 
膝の損傷を事件と関連づけなかった他は、伊藤さんの主張をほぼ全面的に認めた内容。 
 
★詳細

判決全文の閲覧報告。

 

 山口氏の反訴(名誉毀損)部分についての判決文。

 

 

 
(解説記事)

【判決詳報】伊藤詩織さん勝訴、「合意ないまま性行為」と判断された理由…元TBS記者の証言に疑念

(弁)裁判所がたがいの主張をどう判定したか。要点を解説
 
判決で示された慰謝料「330万円」は安い?伊藤詩織さん側の弁護士の見解
(BF)慰謝料額についての解説。
 
★伊藤詩織さんに軍配上がる 検察審査会に再審査を求められるか、検察の再捜査は?
検察による再捜査の可能性についての解説記事
 
(18日 山口氏による小川榮太郞氏同席会見)
現在、ノーカット動画は見られない状態。
 

★伊藤詩織さんを救いたい 山口敬之と小川榮太郎のやらせ会見をゴーマニズムが切る(動画 13:26)

18日に行われた山口氏の会見について、小林よしのりが批判。
 
(伊藤氏・18日司法記者クラブ会見)
伊藤詩織さんの勝訴を受け、山口氏は控訴へ。彼女はそれを知っても冷静だった
(BF)判決後の司法記者クラブ会見
 
(19日 山口氏外国記者クラブ会見)

★★山口敬之さんが会見、「官邸の働きかけがあったか?」海外記者からの質問に何と答えたのか

山口さん会見について詳細な解説記事。18日会見での「本当の被害者は笑ったりしない」発言について解説あり
 
(全文書き起こし)
 
(ノーカット動画)
 
(伊藤氏 19日 外国特派員協会会見)
(ノーカット動画)

山口敬之氏「嘘つきの常習犯」→伊藤詩織氏「私の話には一貫性がある」 「同日会見」現場で起きた応酬

小川榮太郎さんの様子を詳述している。
 
伊藤詩織さんが「この際ですから」と苦言。質問者に「私の下着を公開するな」
 
囲み取材での小川栄太郎さんでの様子。
 
(山口氏会見発言への批判)

 山口敬之氏はなぜメソメソ泣いて会見しないのか

 
性暴力の被害者は笑えない? そんなわけないでしょう!
(小川たまかさん)「本当の被害者は笑わない」論への反論

女性記者にだけ態度が違った?1 山口さん会見での主張「矛盾があるとは思ってない」とは

(小川たまかさん)山口さん会見の解説。
 
 
 2020年1月6日 山口氏、控訴
 
2020年1月 ホテル防犯カメラ映像がtwitterで流出
 
 
  
2020年6月8日 伊藤さん、はすみとしこ氏ら3人に名誉毀損訴訟を提起
 

伊藤詩織さん、はすみとしこさんらを提訴 「ツイッターで虚偽の内容を投稿された」 - 弁護士ドットコム

 

youtu.be

 会見ノーカット動画

 

2020年8月20日 伊藤さん、杉田水脈議員に対する訴訟を提起

www.tokyo-np.co.jp

 
 
 
 

 

 
補遺・本件を読み解く上で重要な資料・記事
 
性暴力の被害者が、驚くほど「自分を責めてしまう」理由 自傷行為に走ってしまう人もいる…
性犯罪の加害者は、なぜ「被害者のほうが悪い」と本気で弁明するのか「他責」「自己正当化」という思考回路
 
(小川たまかさん) 「加害者の被害者体験」の話もあり重層的議論。
 
 
加害者周辺で被害者バッシングが起こるのはテンプレ 箕輪厚介氏の二次加害発言について
(小川たまかさん)加害者のファンが被害者バッシングをしてしまう現象について説明
 

https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20190805-00136828/

(小川たまかさん)19年7月30日放送のクローズアップ現代+解説記事。
本件と直接の関係はないが、背景理解に役立つ。
 

(参考)法務省「第8回 性犯罪施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ」

法務省で開かれた会議の議事録。「性犯罪被害者の行動」について、専門家が検察に講義する内容。5ページ目後半からが本番。一言でいうと「性犯罪被害者は強く抵抗しなケース、一見合理的でない行動をとるケースが大半」。
 
 WEZZY記事

wezz-y.com

顔見知りによる犯行の場合、被害者も「それがレイプであった 」と気づけない。
 
 
shiori-black-box

2018年頃までの報道や各種の動静がまとめられている他、関連動画の全文書き起こしなどもあり非常に価値の高いサイト。